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《2人のプロフィールインタビュー》
司法書士長谷川聡氏と税理士岡井伸介氏にお二人の関係や「遺言相続業務」に
ついてインタビューしました。(インタビュー/写真 酒井真由美)

―「お二人の関係について教えてください」―
長谷川:元々は同じ中学の先輩と後輩なんですよ、卓球部のね。
それだけで卒業後は何の接点もありませんでした。でも大学4年生の時、司法書士の受験予備校で偶然再会したんですよ、「なんか見覚えのあるヤツがいるな」と。(笑)それが彼だったんです。彼は法学部だったんで初め司法書士を目指していたんですよ。しかし、なぜか税理士に方向転換してしまい、逆に私は商学部なのに法律の世界に行ってしまったという。2人とも学部が合わなかったんですね。

岡 井:3年間司法書士の勉強をして結果が出なかったので税理士を目指しました。

長谷川:3年も勉強してたの?1年でやめたと思ってた。

岡 井:やったつもりでいたのですが…。

長谷川:3年勉強して法律家は向いてないなと思ったのね。

岡 井:その後しばらく付き合いは無かったのですが、私が平成19年に独立開業、それから税理士と司法書士としての付合いが始まりましたね。

長谷川:出会いは中学時代ですからね。付き合いが始まるまで25年もかかったわけだ。(笑)

 

―「このサービスを立ち上げたきっかけを教えてください」―
長谷川:相続サービスを展開していこうと考えたときに、どのホームページを見ても、法律家のホームページは法律のことだけしか言ってない、税理士のホームページは税金のことしか言ってない。これを見て「結局どうするのが良いんだ?」と迷っている人は多いだろうと感じたんです。法律家と税理士がジョイントしてひとつのサイトでサービスを提供する形を作らければならないと思ったわけですね。遺言相続の分野は単独でやると不完全になることが多いんです。

岡 井:共同でやっているところはないですよね。やはりそこに価値があると思います。

長谷川:士業の「共同」をうたっているところはあるんです。ホームページをみると資格者が沢山いる。しかし、「相続の手続きにこれだけの資格者が必要か?」と。例えばこのパンフレット見て。

岡 井:行政書士、司法書士、土地家屋調査士、弁護士、税理士、社労士‥これだけ要りますか?

長谷川:中には、埋葬手続きや遺族年金の受給手続、運転免許証の返上等、相続人が自分で出来ることも沢山あるんです。これらを『お任せパック』としてパッケージングして50万円とかで売っている。もちろん、一人暮らしのご老人で体が不自由な方などの場合、全てやってくれるサービスはありがたいでしょう。しかし、そんな人はごく一部です。いたずらに手続きの大変さ、複雑さを強調して煽っている気がしてならない。そういう士業の欺瞞(ぎまん)を暴きたいという気持ちもあるんです。

 

―「他と違う点はなんですか?」―
長谷川:他のサイトは相続に関して、これでもかと(笑)沢山の手続を羅列していますが、実際、相続問題はほとんど「法律と税金」の問題なので、司法書士と税理士で事件の90%は解決できるんです。

岡 井:99%くらい解決できるんじゃないですか。このパンフレットみたいに多くの士業が関与する必要があるのは例外中の例外です。

長谷川:「士業ネットワーク」と言っていても提携先の事務所の名前も出ていない。「名ばかりサポートセンター」や「名ばかり共同事務所」が多いので、相談者には見かけに騙されてほしくないですね。


 

―「この仕事のやりがいは?」―
長谷川:相談を受けていて常日頃感じるのは、来られたときと帰られるときでは相談者の表情が違うんですよ。帰られるときには疑問が解消されて表情が晴れやかになっています。「なんだ、そうだったのか。じゃあ、これとこれをすればいいんだ。」と、すべきことが明確になるからでしょうね。

岡 井:相談に来られたからには、相談前より少しでも元気になって帰ってもらいたい。

長谷川:相続というのは親が亡くなると誰の身にも発生することです。「100人中100人に起こる事」なのに誰も教えてくれない。本当は義務教育レベルである程度教えるべきだと思うんですがね。

岡 井:近所にも身内にも誰にも言えないような立ち入った悩みを赤の他人である我々に打ち明けられるわけです。それに対して、「専門家」として責任を持って、最善の答えを出して解決へ導きたい。そこにやりがいがありますし、同時に責任の重さも感じています。

長谷川:相談の場では兄弟の仲が悪いとか、借金があるとか、誰にも言えないこと、言いたくないことを我々には話されます。デリケートな問題であるからこそ、逆に他人しか扱えないというところがあります。

岡 井:そうですね。そこが私たち専門家の存在価値ですよね。


取材日:2011年6月11日

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