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2011年11月22日 火曜日

富裕層って?

平成23年11月18日のニュースで
"2012年度税制改正では、相続税の実質増税先送り"とありました。
これは、消費税増税も議論されている中、負担感を弱める狙いがあるそうです。

他方、平成23年11月22日のニュースでは、
"政府税制調査会は、2013年度以降、消費増税と社会保障の一体改革にあわせ、収入や資産の多い人を対象に、所得税や相続税を増税する検討に入った"とありました。

気になるキーワードが、相続税を納税する人のことを"富裕層"と考えているところであります。

確かに相続税を納税する人の多くは、"富裕層"であるでしょう。
しかし、親の住んでいた家を相続するだけで、相続税を納税することになり、納税資金がないため、その家を売却して納税せざるを得ない方もおられます。
決して"富裕層"ばかりが相続税を納税しているわけではなりません。
今後、相続税の基礎控除額が引き下げられるなら、そんな"富裕層でない納税者"が増えることになります。

これでいいのかな?とたいへん疑問に思います。

相続税の基礎控除額引き下げ等については、前述のように、2012年度も先送りになりそうです。
2013年度以降に検討されている事項については、基礎控除額の引き下げ等でなく、本当の意味での"富裕層"を対象とする内容であることに期待しています。
(by 富裕層でない税理士)

税理士 岡井伸介


投稿者 長谷川司法書士事務所

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