スタッフブログ

2012年12月17日 月曜日

遺言書には絶対に従うべきなのか?

原則は遺言があれば遺言通りに相続されます。
しかし、相続人全員で遺言内容を知った上で遺言と異なる遺産分割協議を行えばこれに基づき相続されます。
(判例タイムズ1086号)

ただし、相続人でない第三者へ遺贈する遺言は別です。
相続開始と同時に遺贈の効力が発生するので第三者が遺贈を放棄しない限り、このような遺産分割はできません。
ご注意ください。

投稿者 長谷川司法書士事務所 | 記事URL

2012年11月 7日 水曜日

相続したら崖だった.2(京都大阪遺言・相続相談サイト)

(続き)

業者の出した600万円はぎりぎりここまでしか出せないという金額でした。
税理士の評価は4000万円ですから、実勢価格と3400万円も開いてしまいました。

あんまりな話です。

税理士に確認したら、書面で現地報告を受けたのみで地図上の情報をもとに評価したとのことでした。
平面の地図では崖地であることはわからないので、何の評価減も行っていないのです。
再評価をお願いしたら「税務調査が来たらどうするんだ?」と反論します。
この税理士は誰の立場で仕事をしているのでしょう?
依頼者は誰なのか分かっていないようで、話になりません。

結局、不動産鑑定士に評価を依頼したら、鑑定結果は1000万円。
実勢価格まで引き下げる事はできませんでしたが、当初の4000万円から3000万円も見直すことが出来ました。
これを基に更正請求したら1200万円の相続税が戻ってきます。

・・・申告のぎりぎりにあわてて評価をしたらこんなことが起きるんです。
事前準備がいかに大事かというお話でした。



投稿者 長谷川司法書士事務所 | 記事URL

2012年11月 5日 月曜日

相続したら崖だった(京都大阪遺言・相続相談サイト)

親が死んだら自動的にそして否応なく相続人になります。
そして、見たことも聞いたことも無い土地を相続するハメになることも・・・

「父が亡くなり相続した土地があるのですが、売ってしまいたい」とAさん。
税理士の評価は4000万円。
これくらいの金額で売りたいと。

ところが現地調査したら・・・道路から切っ立った崖地だったんです。
状況をまったく知らなかったAさん、驚いて「こんな土地売れるの?」と。
地元業者に査定してもらうと擁壁や造成で3000万円かかること、崖地だから価格を付けるのも困難であることなどが判明。
売却価格は1000万円切るだろうとの査定でした。
倒壊のリスクから業者は次々と手を引き残ったのはたった1社、そこの出した査定は600万円でした。

(続く)



投稿者 長谷川司法書士事務所 | 記事URL

2012年10月15日 月曜日

遺言書の日付(京都大阪遺言・相続相談サイト)

自筆遺言証書には日付を書かなくてはなりません。
なければ無効になります。
裁判例では「吉日」と記載された遺言を『日付の記載を欠く』として無効とした判例があります。
(最高裁昭和54年5月31日判決)

ところが、遺言書の検認は受ける事が出来ます。
検認は後日の偽造変造を防ぐ証拠保全手続きなので、内容の有効性に関係なく受ける事が出来ます。

投稿者 長谷川司法書士事務所 | 記事URL

2012年10月10日 水曜日

公正証書遺言について(京都大阪遺言・相続相談サイト)

もうひとつ、公正証書遺言の説明をします。

【メリット】
・公証人が作ってくれるので間違いが無い
・公証役場で保管されるので紛失・隠匿のおそれがない
・検認の必要が無い

【デメリット】
・費用がかかる~遺産1億円以下で手数料約10万円(司法書士報酬+公証手数料)

10万円で自筆遺言の心配や煩わしさから解放され、安心できますのでこちらをお勧めします。

投稿者 長谷川司法書士事務所 | 記事URL

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